オーストラリア在住の管理人 Yuka です。私は2018年の桜の綺麗な3月末に明治神宮で結婚式を挙げました。
新郎がオーストラリア人なので、オーストラリアから沢山のゲストが来てくれました。
イタリア系は親族のつながりが強いので、新郎の両親と妹とおじいちゃんばあちゃん、いとこ2人、いとこの両親、更にはお義母さんのいとことその旦那さん、旦那さんの弟夫婦など私も会ったことが無かった遠い親戚まで沢山来ましたよ、ええ。。。
更には新郎の友人夫妻5組に乳幼児1人と、日本での結婚式なのに式と披露宴はオーストラリアからのゲストの方が私のゲストよりも多かったくらいです(笑)
なので当然作法とか言葉の問題とか色々あったわけですが、式も披露宴も滞りなく大成功に終わりました。
明治神宮での挙式は国際結婚カップルに特におすすめですよ!というわけで、今回は私の明治神宮での体験談について書こうと思います。
(ちなみに披露宴は提携の明治記念館で行いました。明治記念館についてのレビューは別の機会にに書きたいと思います。)
明治神宮での神前式
明治神宮で神前式をする時は、当日は本殿の右の神楽殿というガラス張りの建物に集合します。そこが着付けとヘアメイク、控室の場所になります。
新郎新婦が着付けを済ませたら親族の待つ控室に向かいます。
明治神宮はかなり融通の利く式場で、親族だけでなく友人もみんな控室に入ることができます。
私の結婚式の時もゲスト全員あわせて総勢48名控室に入って両家挨拶を見物していましたよ(笑)
控室で挨拶や誓詞への署名、式の作法の練習などが済んだら全員で列になり神主さんと巫女さんの後に続いて奉賽殿という場所へ向かい、そこで神前式を挙げます。
奉賽殿では両家23名ずつまで、つまり46名まで入ることが出来ます(新郎新婦を除いた数)。
私たちのゲストは丁度46名で、ギリギリ全員入りきりました(笑)
赤ちゃんや小さい子供も奉賽殿に入れますが、原則途中退出はできないとの事です。
との事なんですが、新郎側のゲストの2歳児が式の途中で泣いてお母さん普通に自主退出しちゃいましたけどね(;^ω^)一応伝えておいたのですが。。。式場側からは特に何も言われませんでしたが。
ちなみに、東京大神宮など神社によっては新婦は必ずかつらをかぶらなければならない(江戸時代の髪型みたいなやつですね)所もあるのですが、明治神宮では洋髪OKです。
私は赤い色打掛け、洋髪で挙式しました。夜に二次会でウェディングドレスを着る予定もあったのですが、その為にヘアセットし直す手間が省けました。
明治神宮で式だけする場合
式だけ明治神宮で挙げて、披露宴会場は全く別の場所でやりたい、というのも出来ます。
ただ、式のみの場合だと挙式の時間が早朝か夕方かに限られるそうです。
神前式を挙げる時は神社に初穂料というものを納めます。チャペルウェディングでいうところの献金という形の挙式料みたいなものです。
ちなみに明治神宮の初穂料は15万円です。他に新郎新婦の衣装代や着付け・ヘアメイク代等がかかります。
衣装の持ち込みは不可ですが、打掛も紋付き袴もとてもたくさんの種類が用意されていて、どれも素敵で選ぶのが大変なくらいでした。
明治神宮は外国の方もよく挙式をするので紋付き袴の大きいサイズも用意があるそうです。
明治神宮の提携披露宴会場
明治神宮内の披露宴会場や提携の明治記念館で披露宴を行う場合は色々なプランが用意されており、サービスやサポートも充実しています。
衣装代や食事代などもプランに含まれていたりするので、ささやかな披露宴にしたい場合は意外とリーズナブルに済ませることもできますよ。
もちろんゴージャスにしたい場合はオプションを色々つけていくらでもゴージャスにできます(笑)
明治記念館
私はここで披露宴をしました。明治神宮で挙式をする人は大体が明治記念館を披露宴会場として利用するそうです。大きい会場ですからねー。
明治神宮での式と写真撮影の後、新郎新婦用の可愛い黒い送迎車とゲスト用のマイクロバスで披露宴会場まで送ってくれるので、移動がとてもスムーズですヨ。
明治記念館のルーツは大日本帝国憲法・皇室典範の草案審議が行われた赤坂仮御所の別殿で、全体的に和洋折衷なとても綺麗な建物ですが、本館玄関車寄せや金鶏の間など、一部明治時代風のデザインが残されていてとても素敵です。
明治記念館は会場の部屋数がとても多く、部屋のテイストも和風洋風様々です。
(写真は私が披露宴をした鶴亀の間です。大正ロマン、もとい明治ロマンっぽい雰囲気が気に入りました。)
365日庭師によって手入れがなされたものすごく広い日本庭園もすごくきれいで、海外からのゲストも大喜びでした。
バイリンガル司会者もプラス5000円で簡単に手配できるので、国際結婚ウェディングに超おすすめの会場です。
明治記念館での披露宴レビューは別の記事で詳しく書いているので、併せて読んでみて下さい↓↓↓

フォレストテラス明治神宮
明治神宮の原宿側の参道途中にあるガラス張りの建物・フォレストテラスで披露宴を行うこともできます。
ガラス張りで周囲の木々がよく見えるモダンでナチュラルな雰囲気の会場なので、和装だけでなくウェディングドレスでの披露宴もマッチします。
明治神宮 桃林荘
こちらは和な雰囲気が素敵な隠れ家的な会場で、東京都選定歴史的建造物にも指定されています!
フォレストテラスよりもお値段は張るみたいですが、もの凄く素敵な会場なので余計な飾りや演出などはいらないくらいです。
とことん和風にこだわりたい方にはお勧めです!
国際結婚カップルに明治神宮がおすすめなわけ
日本の伝統を感じられる観光スポット
何と言っても明治神宮は観光客の間でも超人気の観光スポットです!
そんな歴史的建造物で結婚式を挙げれば海外ゲストも喜んでくれること間違いなし!(`・ω・´)
明治神宮のおみくじ「大御心」も英語版がありますし、絵馬も外国語で書かれたやつの方が圧倒的に多く吊るされているくらいで、また別料金(500円)で入れるパワースポットの清正の井戸や大きなお土産屋さんなどもあり見どころ沢山なので、結婚式の場所の下見がてら明治神宮を案内しても喜ばれそうですね。
清正の井戸までの道のりはちょっとした散策スポットで、東京のど真ん中であることを忘れてしまいます。
ギャラリー(観光客)が多くハリウッドスター気分を味わえる
シャイな人にはデメリットかもしれませんが、そうでなければ多くの観光客に囲まれて式場の奉賽殿まで練り歩く気分は、まるでレッドカーペットを歩くハリウッドスターさながらです。
全然知らない人たちからおめでとうと言われ、すごくハッピーで特別な気分になれます(笑)海外ゲスト達も普通なかなかできない体験をして楽しかったみたいです。
私は一部の海外ゲスト(お義母さんのいとこの旦那の弟夫婦とか)の顔をあまりよく認識していなかったので、式後の移動の車の近くまでやってきてしきりにおめでとうおめでとうという外国人のおばさんをゲストかと思って対応していたら、全然知らない観光客の人でした。
ちなみに観光客に囲まれたくない場合は早朝の式がお勧めです(笑)
スタッフが国際結婚カップル慣れしている
明治神宮で式を挙げる国際結婚カップルは多いようで、スタッフが対応に慣れているというのもおすすめポイントです。
簡単な英語が話せるスタッフもついていてくれて、案内など段取り良くすべて順調にいきました。
アクセスが良い
明治神宮は東京メトロ明治神宮前駅、隣接して山手線原宿駅、小田急線の参宮橋駅、東京メトロ北参道駅と最寄り駅が沢山あり、めちゃめちゃアクセスが良いです。
ものすごく大きい神社なので見つけやすいですし、迷ったとしても有名な神社なので人にも聞きやすいです。
日本に慣れていない海外ゲストにも簡単に行ける式場だと思います!
明治神宮の公式ウェブサイトも英語バージョンのものが用意されているので、地図もアクセス方法も英語で確認できます。
ローマ字版の誓詞が用意されている
誓詞とは神前式で新郎が読み上げる誓いの言葉で、日本人でも少し難しい文言となっています。
明治神宮ではローマ字で書かれた誓詞も用意されているので、新郎が外国人で日本語が分からなくても大丈夫です!
さすが国際結婚カップルが多い明治神宮、配慮が行き届いてますね。
旦那が Youtube に私たちの神前式の様子をアップしていたので、参考までに↓↓↓