年々日本でも、少しずつ同性愛者の方たちの権利が認められるようになってきました。
もちろんまだ十分というにはほど遠いと思いますし、国によっては未だに偏見と差別が凄まじかったりします。
ましや愛し合う二人が結婚するなんて、日本では遠い夢かもしれません。
しかし、移民の国オーストラリアでは2017年になんと同性婚を認める法律ができたのです!
つまり、同性カップルの結婚が法的に認められるようになったのです。
結婚という形が必ずしも愛の最終形態だとは思いませんが、どうしても法的に同性と結婚したいというLGBTの方々はこの情報を頭に入れておいてもいいかもしれませんよ。
同性婚が認められている国
同性婚が認められている国は、意外と沢山あります。
- オーストラリア
- ニュージーランド
- 南アフリカ共和国
- アメリカ合衆国(州による)
- ブラジル
- メキシコ
- コロンビア
- カナダ
- アルゼンチン
- ウルグアイ
- デンマーク
- フランス
- ドイツ
- イギリス(北アイルランドや一部海外領土を除く)
- オランダ
- ベルギー
- スペイン
- ノルウェー
- スウェーデン
- ポルトガル
- アイスランド
- ルクセンブルク
- アイルランド
- フィンランド
- グリーンランド
- マルタ
この中で圧倒的に移民しやすいのは、移民の国であるカナダとオーストラリア、ニュージーランドでしょう。
LGBT、同性カップルに優しいオーストラリア
LGBTとはレズビアン・ゲイ・バイセクシュアル・トランスジェンダーの略ですね。
オーストラリアは移民の国なので、いろんな人が住んでいます。
アジア人・インド人・ヨーロッパ人にアフリカ人、イスラム・仏教・キリスト教徒と、様々な人種や宗教が入り乱れて調和している国、それがオーストラリアです。
白人系オーストラリア人も大体じいちゃんばあちゃんとかがヨーロッパからの移民だったりします。
なので人と違うことに寛容なんですね。
同性カップルもそこら中にいます。
大きい公園に行けば、芝生で寝そべってラブラブしてるゲイカップルが必ず1組はいる気がします。
そして、特記すべきはシドニーのLGBTフェスティバル、Mardi Gras です。
Mardi Gras (マルディグラ)
シドニー中心街で毎年夏に開催されるマルディグラは、LGBTの方々による大きな祭典です。海外・国内から毎年20,000人以上の見物客が集まり、LGBTの方々と企業などがコラボレーションした壮大できらびやかなパレードを見物します。まさにLGBTのエレクトリカルパレードです。
キツネさんカワユス
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もっときわどい恰好をした方々も沢山いますが(見物客含め)、グーグル先生に怒られると嫌なので掲載は控えました。
見物人も様々な仮装を楽しんだり、パレードに喝采を送ったり歌ったりと、とってもエキサイティングなイベントなので、オーストラリアに旅行する際にはこの時期を狙って来てみるのもいいですね(‘ω’)
ただし、めちゃめちゃ混みますので場所取りとか帰宅とかは早め早めの行動を!
隅田川の花火大会に行くような心構えでね!(‘ω’)b



移民の国、オーストラリアへ移民する一般的な方法は2つ
どうしても法的に同性と結婚したい!という方々は、 オーストラリアの永住権を取得すれば、合法的に同性結婚が認められます。
同性婚を認める法律が以下のものです↓
Same Sex Marriage Law (同性婚を認める法律)
2017年12月にオーストラリア連邦議会は同性結婚を合法化する法案を可決しました。同年9月から11月に大きな国民調査が行われたんですが、過半数のオーストラリア国民がこの法案に賛成したんですね。この頃には、町中や個人の家々で同性婚を認める法案を支持する意思表示として、”YES!” と書かれたレインボーカラーの旗が掲げられました。
そしてめでたくこの法案が可決されて、同性婚が認められるようになった矢先、国会議員の同性カップルが国会の場でプロポーズをするというわんぱくなニュースも飛び込んできました。
そして国籍がオーストラリア人でなくても、永住権がパートナーのどちらかにあれば結婚することが可能です。
では、オーストラリアの永住権を取得するにはどうしたらいいのでしょうか?
オーストラリアの永住権をもつパートナーと1年同棲する
私がオーストラリアに移民してきた方法はこれなんですが、オーストラリアでは、オーストラリアの永住権を持つ恋人(オーストラリア人でなくても可)と1年以上同棲すると、なんと永住権が申請できるんです!
しかも、異性カップルだけではなく、同性カップル間でも認められているんです!
実際に日本人の女性の方で、オーストラリア人の女性と事実婚関係を結んでいて永住権を取得した方の話を聞いたことがあります。
(よく「永住権=オーストラリア国籍を取る=日本国籍を捨てる」と思ってる人がいるんですが、違います。国籍は元のままです。永住できる権利と選挙権以外の権利が色々もらえるだけです。)
オーストラリアにはガチムチマッチョでウホッ!いい男!と思ったらゲイだった・・・という話があるあるな程イケメンゲイも豊富で、美しいレズビアンのお姉さまも大勢いらっしゃいます。(むしろ私の法的な親族にもいます)
留学やワーキングホリデーで運命の相手に出会えちゃうかもしれませんよ!?
この方法で永住権を取る詳しい詳細は、パートナービザの申請方法のブログ記事を読んでくださいネ(‘ω’)b




技術独立永住ビザを取得する
よりハードルが高い方法ですが、ある条件を満たしている人はオーストラリアの永住権を申請できる可能性があります。
それは、オーストラリア政府や州政府が定めた職業・資格リストの中の資格を有していること、その資格がいる職業で十分な職務経験があること、です。
これらの条件や、英語スコア、年齢スコアや学歴スコアなんかのポイントを合算して得られた合計ポイントがある一定を超えれば、オーストラリアの永住権を申請することができます。
これを技術独立永住ビザといいます。
つまり、オーストラリア政府はオーストラリアに不足している技術を持つ優秀な人たちに来てほしいんですね。
まあでもこれ結構ハードルが高いみたいです。特に、求められる英語スコアは年々上昇しています。
移民の数が年々増えているからでしょうね。。。パートナービザの申請料金も年々上がってますから(;´Д`)
とまあ色々書きましたが、同性のパートナーと海外に移住してでも結婚をしたい!という人はオーストラリアなら他の国に比べて移民が比較的簡単です。
別に日本よりオーストラリアに住んだ方がいいよって言ってるわけじゃないですけどね。
日本だって素晴らしい国ですもんね(´;ω;`)ブワッ(ホームシック発動中)
日本でもLGBTの方々への理解や権利がもっともっと拡大するといいですね。