結婚式の二次会には景品抽選会がつきものですよね。
ペア温泉宿泊券やA5ランクの和牛、商品券や電化製品など、貰ってうれしい定番豪華景品が沢山ありますね。
しかし国際結婚の場合だと、海外からのゲストが沢山来る場合が多いので景品を何にしようか悩むと思います。
私も国際結婚で、海外からのゲストが30名以上とかなり大勢いたので、結婚式二次会での景品抽選会をどうしようかかなり悩みました。
これが例え少人数だったとしても、海外ゲストだけ仲間外れにするわけにもいきませんしね。で、色々と工夫した結果、景品抽選会は大成功でした!
今回はその経験から学んだ国際結婚で海外からゲストが来る場合の景品抽選会のアイデアをまとめたいと思います。
景品抽選会のアイデア
欲しいものに投票するシステムにする
私が採用したのはこのシステムです。
ビンゴなどで景品を当てるのではなく、景品内容を最初から公開してゲストがそれぞれ欲しいと思う景品に投票する形にするのです。
日本人ゲストにとっても、欲しくない景品が当たったり、すでに持っているものが当たったりする事がないので実はとても理にかなったシステムだと思います!
- 受付の際に名前入りの紙(投票用紙)をゲスト一人一人に渡す
- 景品の数だけ投票箱を用意し、箱の近くに景品の説明のポスターを設置するか、箱自体に景品の写真や説明を書いておく。
- ゲストにそれぞれが欲しい景品に投票してもらう
- 新郎新婦がそれぞれの投票箱の中から投票用紙を一枚だけ引き、書かれている名前を読み上げ当選者を発表する。
こんな感じのシンプルな景品抽選会ですが、とてもスムーズに行えて大成功でした。
抽選会を2回に分ける
欲しいものに投票するシステムはとてもシンプルでお勧めですが、ビンゴなどと違ってすぐに終わってしまうのが難点と言えば難点です。
(私の二次会の場合は他の余興に時間を割く必要があったので、かえって良かったのですが)
もし抽選会に充てる時間を長めにしたい場合は、日本のゲスト用と海外のゲスト用それぞれ別の抽選会をする、つまり抽選会を2回に分けて行うというのも手です。
そうすれば、海外のゲスト用にはゲストの国で使えるギフトカードやスーツケースに入れても邪魔にならない様な物、日本の伝統工芸品など配慮のきいた景品のみを設定することが出来ます。
抽選会をやらない
思い切って抽選会をしないというのも一つの方法です。
海外ゲストも抽選会と言う日本の文化に馴染みがないと思うので、彼ら的には無くても全く問題ないでしょうし、日本人ゲストも抽選会のために二次会に来るわけではないですしね。
抽選会をやらない場合は代わりに会費を安くしたり、飲み物や料理を豪華にしたり、全員に渡すプチギフトをちょっとグレードアップするなどの配慮はするようにしましょう。
実は私も最初はやらないつもりでした。それでもよかったんですが、二次会会場のプランナーさんが欲しいものに投票するスタイルを提案してくれ、最終的にやることに決めました。
困ったら経験豊富なプランナーさんに相談するのが一番いいですね!
景品のアイデア
海外のゲストを対象にした景品を何にするかも悩みどころです。
日本人ゲストへの景品は色んな選択肢がある一方、海外ゲスト向けの景品はものが限られると思うので、バランスが悪くならないようなラインナップを考えたいですよね。
以下に私が実際に採用したものを含め、景品案をまとめてみました。
近場のテーマパークのペアチケット
海外ゲストは日本人と違って有給をたっぷりとれる場合が多く(羨ましい・・・)ついでにあちこち日本観光する人が多いと思うので、外国人観光客に人気なテーマパークのペアチケットは喜ばれると思います。
ただ、日本でのスケジュールを決めてきている人も多いと思うので、景品にするなら欲しいものに投票するスタイルでの景品がお勧めです。
海外でも使えるVISAギフトカード
ギフトカード系は日本国内でしか使えない場合がほとんどなので、海外ゲストへの景品には向きません。
しかし、このVISAギフトカードは国内・海外4,000万店で使えるギフトカードです。

日本人ゲストも海外ゲストも使えるので、誰に当たっても喜ばれる景品と言えます。
しかも全く荷物にならないのもありがたいですね。日本でお土産を買うのに使ってもらうのも良いかもしれません。
※オンラインで注文してから届くまでに2週間ほどかかるので、余裕をもって注文しましょう
※ゲストの国でも使えるかどうか事前にきちんと確認しましょう
二次会会場で使えるペアお食事券
二次会会場が素敵なレストランなら、そこで使えるお食事券も景品としてお勧めです。
土地勘がないゲストでも、会場と同じ場所なら迷うことなくたどり着けるし、その場で予約も入れられるので便利です。
私も景品として取り入れたところ、海外からのゲストの方が見事当選していました。
帰国が迫っていたらしく、その場でレストランに予約を入れて次の日早速ディナーを楽しんだようです(笑)
スーツケースにも入る日本の工芸品
ちょっとした景品用に、扇子や和柄ハンドタオルセットなどの日本の伝統工芸品などを混ぜるのも良い案です。
食品サンプル詰め合わせ、なんていうのもユニークかもしれませんw
私は旦那のリクエストで赤富士の綺麗な卓上絵(玄関に飾れそうなやつ)を景品に混ぜたのですが、「自分、赤富士好きなんで投票しました!」と結局日本人ゲストが持って帰りました(笑)
高級スイーツ・お菓子
お菓子などは持って帰らなくても日本国内で消費することもできるので、お勧めです。
(私は海外ゲストへの披露宴の引き出物を高級菓子のみにしました。)
ちなみに私は現在オーストラリアで暮らしていますが、日本のデパ地下などのスイーツは本当にレベルが高いと思います。
海外の人にプレゼントであげるとよく感動されます。
全く甘党ではない私ですら、オーストラリアでは日本のスイーツが時々恋しくなります(;^ω^)
砂糖の味しかしない様な奇抜な色のケーキとかをプレゼントで貰ったりしますが、ありがたいような、「うげぇ、不味そう。。」と思ってしまうことに対して申し訳ないような複雑な気持ちになります。
日本でしか手に入らない&海外ではプレミア価格のお酒
サントリー山崎などのウイスキーは海外ではとても人気があり、オーストラリアでもとんでもないプレミア価格で売られています。
お土産に買っていく人も多いと思うので、欲しいものに投票する抽選会の景品にお勧めです!
私は獺祭の磨き二割三分(720ml)を景品にしたところ、海外ゲストの2歳児連れの若いお母さんが当選してて、ちょっと意外で面白かったですw
妊娠・授乳期間と禁酒期間が長かったと思うので、是非日本の美酒を楽しんで欲しいですね!
いかがでしたか?結婚式の準備はタダでさえ大変な上に、海外ゲストが来るとなると配慮すべき点も増えてもっと忙しくなるかもしれませんが、ぜひこれらのアイデアを参考にして思い出に残る素晴らしい結婚式を挙げてくださいね!